無の時間に名前をつける、日本人ならではの感性で時を愉しむ

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「ぼけーっと」という言葉は日本独自のものといわれています。それは、何もせずにのんびりとすることを意味します。古くから、日本人は無の時間を大切にしていたのかもしれません。明かりを灯した「木珠 kodama」から漏れる光と影は、そんな「ぼけーっと」した時間を私たちに与えてくれます。
せかせかと時間に追われる現代の日々から自分を解放し、やさしく、味わい深い光を木霊させてみてはいかがでしょうか。

technology background

組子は襖や欄間などの建具として、古くから日本で愛用されてきました。
そんな組子は約1400年の時を経た今、ある組子職人の手によって2次元から3次元の球体形状へと進化しています。
生粋 namaiki は、その唯一無二の技術を持つ職人と共に技術研究を行い、球体組子「木珠 kodama」を創りあげました。
「木珠 kodama」は、大きさに応じて数百から数万のパーツから作られており、それら用いられるすべてのパーツは3Dモデル化され、組み方や用いるパーツの数などはデジタル上で設計されています。一方、部品を木から削り出す工程や部品を組んでいく作業は、全て人の手によってなされています。人の手のあいまいさ、が時にデジタル技術を超えることもあるのです。まさに、先端技術と職人技の融合、デジタルと伝統工藝の融合の結果、「木珠 kodama」は生まれました。

 

  • PROJECTNAME:「ぼけーーっと」を組む |木珠 kodama
  • SIZE:Φ220/Φ450/Φ600
  • MATERIAL:Japanese cypress

木珠の写真

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