未完成品ではもったいない。未完成品を作品に展開する。
overview
球体を作る過程で見られる半球体。「小木華 kokohana」は未完成品として扱われていた半球体組子を作品にしました。
半球体にすることで、中に光をいれると大きく拡張する陰影表現が見られます。小さな半球体から大きな華が咲くような作品となりました。
未完成品ではもったいない。そんな「MOTTAINAI」精神が詰まった作品です。
technology background
約1400年の歴史を持つ組子を平面から立体へ変革してきました。そんな歴史のなかで、「小木華 kokohana」は球体組子を作る過程の未完成品としてみられていたものに細工をし、展開したものです。「小木華 kokohana」の半球体から漏れる光と影は、「木珠 kodama」とも、「木華 kohana」とも異なります。組み方や大きさ、光の当て方ひとつで、全く違う表情を見せる作品です。
- PROJECTNAME:「MOTTAINAI」を組む |小木華 kohana
- SIZE:Φ220
- MATERIAL:Japanese cypress